2024-10-01
物価上昇が日々の生活を圧迫している昨今、住宅ローンの支払が厳しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそのように感じる皆様へローンの返済額や総返済額を減額する方法をお伝えします。
また、自宅の売却についても触れますので、今後のために参考にしてください。
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さまざまな事情で住宅ローンの支払が厳しくなったら、住宅ローンの返済額を減額する方法はあります。
まずは借り入れをしている金融機関に相談に行き、返済条件の変更を申し出てください。
しかし、毎月の支払額やボーナス時お支払の減額は可能ですが、元金が減ったわけではありません。
あくまでも一時的な措置のため、誤解しないようにしたいものです。
たとえば、もともとは月々10万円払いだったローンの返済額を8万円に減らしたとしても、差額は将来的に返済しなければなりません。
また、変更内容によっては、返済期間の延長になる場合もあり、延長分の金利の支払いが増額します。
そのため、最終的には住宅ローンの返済総額が増加する可能性があります。
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ローンの総返済額を減らす方法は、繰り上げ返済や借り換えです。
手持ちの資金に余裕のある場合は、ローンの元金の一部かすべてを前倒しで返済して総返済額を減らす繰り上げ返済がおすすめです。
繰り上げ返済により、金利の支払回数が減るため、返済期間の短縮や毎月の返済額、ローンによる減額が期待できます。
または、借り換えとして契約中のローンより金利の低いローンへの切替も金利を減らせる効果が期待できます。
しかし、短期で支払額を減らすわけではないので、今現在の支払が厳しい方には、おすすめできません。
また、金融機関の審査があるため、借り換えを希望していても通らない可能性も考えられます。
さらに元ローンの一括返済にかかる手数料の発生についても考慮しておくべきでしょう。
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いろいろと検討した結果、住宅ローンを減額しても最終的な返済が厳しいと感じた場合、最善の方法として自宅の売却も考えられます。
その際には住宅のローンがアンダーローンであるか、オーバーローンであるか把握しておかなければいけません。
アンダーローンは物件価格のほうがローンの残債よりも高額の状態、逆にオーバーローンは残債が物件価格よりも高い金額の状態です。
アンダーローンの状態であれば、家を売って余裕のある生活が期待できますが、オーバーローンの場合は不足分があります。
自己資金が十分な場合は問題ないでしょうが、心許ない場合は任意売却がおすすめです。
任意売却は債権者の許可を得た上なので、競売にかけられず一般市場で競売価格より高い金額で売れます。
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ローンの返済が厳しい場合、返済条件を変更して月々の返済分を減らすのは可能ですが、一時的な措置です。
もし、返済総額を減らしたい場合は、繰り上げ返済や借り換えがおすすめですが、手数料やいったん返済するためのお金が必要です。
あるいは自宅を任意売却して、代金を得る方法もあります。
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