2024-09-24
隣の土地との境界線がどこにあるか知りたいとき、どのような調べ方をするのかご存じでしょうか。
土地を売却する際は境界線を明確にしておく必要があるため、事前に調べ方や費用を知っておくことが大切です。
そこで今回は、土地の境界線の調べ方や、調査にかかる費用について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
土地の境界線は、筆界・所有権界の2種類があります。
筆界とは、不動産登記されている境界線のことです。
所有権界とは、隣地の所有者との話し合いで決められた境界のことで、所有権界を定めておくと筆界上は隣人に所有権がある土地を使うことも考えられます。
ただし、土地を売却する際は筆界と所有権界を一致させておかなければなりません。
境界線の取り決めが昔におこなわれている土地だと、筆界未確定の状態になっていることもあります。
筆界未確定の場合の基本的な境界線確定方法は、隣の方との話し合いです。
話し合いで決着がつかない場合、法務局の筆界特定登記官に筆界を判断してもらう「筆界特定制度」で境界線を決めることもあります。
▼この記事も読まれています
不動産売却の注意点!住み替えや離婚・相続など理由別にご紹介
\お気軽にご相談ください!/
土地を売却したい場合、境界線がどこにあるか・明確に確定しているか調べる必要があります。
基本的な境界線の調べ方は、公図や地積測量図を確認することです。
これらの書類は、法務局で確認できます。
また、自治体が保有している地籍図などの書類を確認することも、境界線を調べる方法の1つです。
▼この記事も読まれています
ライフステージの変化をきっかけに不動産売却!3つの状況別に解説
\お気軽にご相談ください!/
境界線が明確になっていないことがわかった場合、測量を実施しなければいけません。
測量は土地家屋調査士に依頼しておこなう必要があります。
登記が必要なケースでは測量士ではなく、登記目的の測量を専門に扱う土地家屋調査士に依頼しましょう。
面積100坪未満の一般的な土地の場合、測量にかかる費用は40万から50万円が目安です。
ただし、もっと広い土地の場合、さらに高額な費用がかかる可能性もあります。
筆界特定制度を利用する場合、測量にかかる費用だけでなく、法務局で手続きをおこなうための費用(手数料)も負担しなければいけません。
そのため、公的機関の立ち合いなどを含めると、測量費用の目安は50~80万円です。
手数料は土地の固定資産評価額をもとに算出(「申請人の固定資産評価額+相手方の固定資産評価額」/2×0.05)されるため、土地によって費用は大きく変わります。
▼この記事も読まれています
不動産売却のベストタイミングはいつ?市況や税金そして季節から解説
土地の境界線は、筆界・所有権界の2種類があります。
境界線を自分で調べたい場合、公図・地積測量図などを確認しましょう。
もし、境界線未確定で土地家屋調査士に測量を依頼しなければいけない場合、かかる費用の目安は40万から50万円で、公的機関の立ち合いなどを含めると50万から80万円です。
草加市での不動産売却・不動産買取は地域密着の株式会社ホームプラザ 草加本店にお任せください。
不動産をご売却予定のお客様や相続や税金などのご相談もファイナンシャルプランナーがトータルにご対応させて頂きます。