2024-03-26
空き家を所有しているが、処分方法が分からずそのまま放置している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、空き家を放置し続けると建物倒壊のリスクや維持費の負担などの問題に悩まされてしまいます。
そのため、この先誰も使う予定がない空き家であれば、売却や譲渡による処分がおすすめです。
今回は、いくつかの処分方法をご紹介いたしますので、空き家の扱いに悩んでいる方はぜひ参考になさってください。
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まずご紹介するのは、建物を解体し、更地の状態で売却する方法です。
築年数が古く、老朽化している物件はリフォームできないケースもあります。
そのまま建物を残しても買い手がつきにくいので、基本的に解体して売りに出すことになるでしょう。
更地にすることで買い手がつきやすくなったり、火災などの可能性が減ったりする一方で、解体費用がかかる、不法投棄されやすくなるといったリスクも生じます。
近隣トラブルを起こさないためにも部外者が立ち入れないようにする工夫が必要で、不要なコストを避けるためにも事前の見積もりは大切です。
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次にご紹介するのは、建物をそのままにして買主へ売却する方法です。
築年数が浅く、メンテナンスが行き届いている綺麗な状態であれば解体する必要がありません。
また、現状のまま引き渡しができ、管理さえできれば固定資産税が上がらないのも嬉しいポイントです。
ただし、間取りや設備などの条件によっては買い手がつきにくくなる恐れがあります。
くわえて、引き渡したあとに破損やシロアリ被害といった瑕疵が見つかると、責任を問われて賠償金を払わなくてはいけないこともあります。
そのため必要に応じてリフォームをおこなうことも視野に入れながら、売却準備を進めるとよいでしょう。
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最後にご紹介するのは、所有している空き家を無償で誰かに譲り渡す方法です。
無償で譲渡するときは、個人対個人なのか、個人対法人なのか、法人対個人なのか、法人対法人なのかによって課される税金が異なります。
また、条件によっては譲り渡す側にも税金が課せられるので注意しましょう。
そして、国の定める「特定空家」に認定されると処分の指導が入り、従わない場合は過料を科せられる恐れがあります。
このように、住んでいない家のためにお金をかけたくない方は無償での譲渡も検討してみると良いでしょう。
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空き家を放置し続けても税金や管理費用がかかるほか、メンテナンスの手間も発生するため、速やかに処分するのがおすすめです。
処分方法はいくつかあり、空き家の状態によって、適切な処分方法を決めるとよりスムーズに手放せるでしょう。
たとえば、築年数が古く老朽化している場合は更地にして売り出し、築年数が浅くメンテナンスが行き届いている場合は建物ごと売却すると良いです。
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