2022-10-25
空き家を所有している場合、住んでいなくても火災や不審火に注意しておかなければなりません。
無人の家から火が出ることも珍しくはなく、住人がいないために対処が遅れて全焼する可能性もあります。
せっかくの資産を火災で失わないよう、対応法などをしっかり押さえておくと良いでしょう。
今回は空き家で起こる火災の原因や対策のほか、火事が起きてしまった際の持ち主の責任もご紹介します。
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無人の家で火災が起こる原因として多いのが、放火です。
空き家に限らず、放火は火災の主な原因のひとつであり、年間でもっとも多い火事の原因になることも珍しくありません。
空き家は誰にも見咎められずに火をつけやすく、犯行を目撃される可能性も低いので、放火魔からどうしても狙われてしまうのです。
また不審者に目をつけられずとも、空き家では不幸な事故によって火災が起こることもあります。
たとえばポイ捨てされたタバコから敷地内の雑草やゴミなどに火がつき、やがて住宅部分にまで燃え移ることも少なくありません。
他にも設備の老朽化によるガス漏れや配線機器のトラブルなどにより、建物に火がつくこともあります。
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まずは放火を防ぐため、建物をしっかり管理しておくことが大切です。
敷地内で雑草が伸び放題だったり、大量のゴミが散らかっていたりすると、空き家であると傍目にわかりやすく、不審者に目をつけられる恐れが強まります。
建物にはこまめに手を入れつつ、戸締まりや清掃もしっかりおこない、誰も住んでいないのがわかりにくいようにしておきましょう。
人感センサー付きの照明を取り付け、夜間に誰かが近付いた際に明かりがつくようにしておくのも有効です。
あわせて、やはり人目は重要なので、隣近所の方に目を配ってもらうよう頼んでおくのもおすすめです。
放火対策の一環で雑草やゴミなどを片付けておけば、タバコのポイ捨てで何かに引火するリスクも下がります。
あとは老朽化した設備から火が出ないよう、定期的に点検や修理をしておくと良いでしょう。
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日本国内では失火した方に損害賠償責任はないとされ、隣近所の家に被害が及んだとしても修繕費などを出す必要はありません。
ただし重過失があった場合は別であり、火災が起きた空き家の持ち主が責任を問われる恐れがあります。
何を持って重過失とするかは難しい問題ですが、火災が十分に予想できた状況で手を打っていなかった場合は責任を問われやすいでしょう。
なお重過失がなければ損害賠償に応じる責任はないものの、迷惑をかけた隣近所の方には何らかのお詫びが必要です。
火災がきっかけで近隣トラブルに発展する恐れもあるので、空き家の火事はできるだけ防ぎましょう。
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空き家は誰もいないからこそ放火魔に目をつけられ、火災が起こることも少なくありません。
実際に火事が起きても一般的に損害賠償責任はないものの、隣近所の方へのお詫びなどは必要です。
日ごろからしっかり管理して無人であることをわかりにくくしておくなど、相応の対策をしておきましょう。