2024-02-20
築40年の一戸建ての多くは、法定耐用年数が過ぎていることもあり、資産価値がほとんどない状態です。
しかし、そのような一戸建てでも、売却できないわけではありません。
この記事では、築40年の一戸建てを売却する方法や、売却にかかる費用、売却のコツをご紹介します。
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築40年と一口にいっても、家の状態はさまざまです。
住めるほど状態が良い場合は、リフォームやリノベーションをしてから売り出す方法があります。
ただし、築40年の一戸建ては建物自体には価値がないと見なされるため、リフォーム代金を上乗せした売却価格を設定することは難しいでしょう。
状態が良いとはいえない場合は、一戸建てを解体し、更地として売却する方法がおすすめです。
土地の状態がわかりやすい、すぐに新築工事に着手できるなどの理由から、マイホームを建てる土地を探している方の注目を集めます。
デメリットは、一戸建て(木造)で1坪3~5万円の解体費用がかかることです。
費用が気になる方には、リフォームも解体もせずに、土地に価値のない建物が建っていると見なして売却する「古家付き土地」という選択肢もあります。
基本的には土地を探している方がターゲットですが、一戸建てが住める状態の場合は、安い中古住宅を探している方もターゲットになるでしょう。
ただし解体の必要があると判断されると、売却価格から解体費用を差し引かれる可能性もあります。
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築年数を問わず、不動産を売却すると「仲介手数料」「登録免許税」「印紙税」が発生します。
仲介手数料は不動産会社への成功報酬、登録免許税は不動産の権利を変更する手続きにかかる税金、印紙税は売買契約書にかかる税金です。
売却によって利益が多く出た場合は、譲渡所得税もかかる可能性があります。
そのほか、住宅ローンが残っている場合は住宅ローンの返済手数料、リフォームや解体をして売却する場合はリフォーム費用や解体費用などがあり、目安は売却価格の約5~7%です。
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築40年の一戸建てを解体せずに売却する場合は、瑕疵担保保険に加入することをおすすめします。
状態が良く見える一戸建てでも、隠れた部分が傷んでいる恐れがあり、売却後に不具合が見つかると責任を問われてしまいます。
瑕疵担保保険に加入しておくと、不具合があった場合でも保険金で対応可能です。
解体後に売却する場合のコツは、解体のタイミングを見極めることです。
住宅が建っている土地は固定資産税が軽減されますが、解体してしまうと軽減の対象から外れます。
1月1日時点の土地の状態で判断されるため、解体する場合は1月1日を過ぎたタイミング、もしくは1月1日までに売却できるタイミングを狙いましょう。
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築40年の一戸建ての売却方法には、リフォーム・リノベーションをしてから売却する、解体して売却するなどがあります。
売却時にはいくつかの費用がかかり、売却金額の5~7%が費用の目安です。
解体せずに売却する場合は瑕疵担保保険に加入する、解体する場合は解体のタイミングを見極めるなどが、売却時のコツとして挙げられます。
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