2023-06-12
マイホームの購入には多くの方が住宅ローンを利用し、長期間で返済を続けていきます。
しかし、返済期間中に収入が変動し、思いがけず住宅ローンの返済が難しくなるケースも少なくありません。
今回は、定年後に住宅ローンを払えなくなる理由や払えないとどうなるのか、対処法とは何かを解説します。
住宅ローンの返済が苦しい方や今後の返済に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
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定年後、住宅ローンが払えない状況に陥る理由としては、退職金の減少が挙げられます。
定年退職金の平均的な水準は減少傾向にあり、実際に受け取れる退職金の金額は、借り入れ時の想定よりも少ない可能性が高いです。
そのため、退職金を返済に充てる資金計画を立てていた場合には、返済が計画どおりに進まなくなることもあるでしょう。
また、定年後の収入が少ないのも返済が難しくなる理由です。
定年後に再就職をするケースもありますが、再就職によって定年前の収入を維持できるケースは多くありません。
定年後に再就職すれば問題ないと考え、現役時代の返済計画を継続するといずれ返済が困難になるでしょう。
ほかに、定年後は医療費がかかることで、住宅ローンの返済に影響する場合も多いです。
高齢になれば、その分健康面でのリスクが高くなり、突発的に医療費の支出が発生して老後破産につながる可能性があります。
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住宅ローンが払えないと、まず借り入れ先の金融機関などから返済を促す連絡があり、それでも支払えないと督促状が届きます。
督促状にも応じないと分割払いの権利を失うため、一括返済を求められます。
分割での返済も難しい状況で、一括返済が可能なケースはほとんどないでしょう。
一括返済に応じない場合、保証会社が代わりに支払い、その後は保証会社へ返済を続けなければなりません。
保証会社への返済も難しければ、不動産が競売にかけられてしまいます。
競売では売却時期や価格に所有者の意思が反映されないため、相場よりも安い価格で手放さなければならなくなる可能性が高いです。
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定年後に住宅ローンを払えない場合、まずは資産を売却して返済に充てましょう。
不動産の売却価格が残債を下回っており、売却しても完済できないのであれば、任意売却を検討するのがおすすめです。
借り入れ先の承諾を得たうえで売却をおこなう任意売却であれば、返済途中の不動産も売却できます。
また、リースバックを利用すれば、売却後に賃貸という形で家に住み続けられます。
引っ越しの手間・費用を省きたい場合には、リースバックを選ぶのがおすすめです。
以上、定年後に住宅ローンを払えない理由や払えないとどうなるのか、対処法について解説しました。
定年後は退職金や収入の減少により、住宅ローンの返済が困難になるケースも多いです。
返済できないままだと最終的には競売にかけられてしまうので、早めに任意売却などの対処法を検討しましょう。
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