2023-03-14
不動産売却において、値引き交渉は避けられません。
不動産の取り引きにおいて、売り手と買い手も得したいと思うのは当然でしょう。
価格設定は双方にとって切実な問題であり、適切に対応しなければ取引が長引いたり、トラブルに発展したりすることもあります。
今回は、不動産売却における値引き交渉について、価格設定や対策をご紹介します。
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買い手から値引き交渉された場合は、不動産の状況や相場から総合的に判断しましょう。
ほかにも内見や問い合わせが多く、買い手が現れる可能性があるなら、交渉に応じないという手もあります。
値引き交渉は必ず応じる必要はなく、どのような価格でも買い手が見つかる可能性はあります。
ただし、まったく値引きに応じないのは買い手に不信感を与えかねないため、なぜ値引きを求めているのか、ていねいにヒヤリングすると良いでしょう。
資金がギリギリで購入できないのか、とりあえず値下げ交渉をしているだけなのかで大きく変わります。
買い手の状況を把握してどうするか臨機応変に対応するのが、値引き交渉を有利に進めるコツです。
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売り出し価格を決める際に、物件の査定を依頼し売り出し価格の目安を知りましょう。
ただし、出てきた価格を鵜呑みにせず、似たような物件がどのくらいの相場で売られているか確認することが大切です。
また、売りたい時期によって価格も変化します。
たとえば、早急に売りたいなら低めに、時間に余裕があるなら高めに設定すると良いでしょう。
買い手にとって不動産の価格は、購入をどうするかの大きな要素なので、細部までこだわり状況に応じた価格を設定することが求められます。
さらに、値引き交渉や必要な費用を見越して、あらかじめ上乗せした価格を設定すると、かかった費用を取り戻せるでしょう。
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価格交渉は時期やタイミングによって応じるか検討しましょう。
売り出し直後は、さまざまな買い手が内見に訪れるので、安易に価格を下げず、提示価格で購入してくれる買い手を待つのも得策です。
売り出してから2~3か月が経過しても買い手が見つからない場合は、値下げを検討しましょう。
似たような物件の相場を確認し、価格の見直しをおこなうと売れる可能性が高くなります。
また、高額な値引き交渉については、基本的には断りましょう。
1千万〜2千万円ほどの取り引きでの値下げの相場は、100万円ほどです。
値引きを考慮した価格設定であっても、高額な値引き交渉に応じたのでは利益が出ません。
そのため、適正価格で買ってくれる希望者を待つのが得策です。
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高額な取り引きとなる不動産売却においては、値引き交渉は必然的に起こります。
事前に値引き分を盛り込んだ価格設定にするなど、対策を講じることで損をしないように有利に取り引きを進めましょう。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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